1、にぎりずしを、1カン、2カンと数える。
カンを貫と書くようだが、正式に決まっているわけではない。
そのいわれも諸説あって、正確にはわからないのです。
現在でも握り1ケを1貫と呼ぶ。
2、にぎりずしの形が小判に似ている。江戸時代貨幣の
単位で貫があったのだろうか?
すしの価値感(美味しさ、目新しさ等)が江戸の庶民に
受け入れられ、歌舞伎や芝居小屋での風刺劇にも取り
入れられ、大人気となった。
すしと江戸小判をダブられたはないか。
江戸の町民文化はこのような、ネーミングを付けるのが
流行のようだった。
3、当時の1人前盛りのすしの数のことでありますが。
イ、当時の1人前は、握り5個、海苔巻2切れで、
これを5カン(貫の字を当てるべきであろうか)の
チャンチキ(祭りばやしの音にかけて太古の撥(ばち)が2本だから、
そのバチの意であろう)と呼ぶ。
ロ、今日のすし屋でもこの5カンのチャンチキは
よく使われている言葉である。
ハ、このようにすしの用語は江戸文化の遺産である。
とにかく江戸時代の後期は江戸グルメの最盛期。おもしろい。
4、にぎり6貫、海苔巻き1本を4つきり(昔は3切り)計10個で一人前とも言う










